星の眺めかた

2004年8月21日 ポエム
夜空をグラウンドに出て、眺めた。
夜空をベンチに座って、木の葉っぱ越しに眺めた。
立ち上がり1つの星だけを見て、
夜空をくるくる回って、眺めた。

家々の電気がまだ、たくさんついている時間。
星もそんなに見えているわけではないけれど、
眺めていると、幸せだ。

最初は自分がいろいろ動いて、
いろんな眺め方をした。

でも最後は、
雑草の上に座って、
手を後ろについて、
足を放りだして、
空気を感じながら

眺めた。

虫が飛んでいる。
風が髪を揺らしている。
木が葉っぱをこすり合わせている。

そんな時間が、何だか、幸せ。

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