今日は久々に一日中遊んで、スッキリしてきました!
その帰りの話。

「20歳になったら、なんか哀しいな〜。
年金納めたとか就職がどうのとか、現実を直視しちゃうでしょ」

「そうかな。」

「だってさ、子供の頃はもっと何も知らずにいられて、
なーんも考えずに、好きなことに没頭できた」

「でも、子供の頃は何も知らなかったんだよ?
それは凄く恐い事だと今になって分かった。」

「それは分かるよ。
でも、高校とか中学の時が一番楽しかったって、
どうしても思っちゃうんだよね〜」

「その時その時の良さはあるよね。
でも、今はいろんな事を、自分の目で確認するべきって思う。
変な大人に騙されないようにする術も、昔よりかは持ってる。」

「そっかー。・・・うん。なんか分かるような気がする。」

「若くいることも素敵だけど、
年を重ねることも私は素敵だと思うな。」

「それもいい考えだね。」


20歳になると、ティーンエイジャーを卒業して、
開放感と責任感と少しの不安が、
心に棲みつくようになりました。

でも、それは自分の人生が
自分の物になった瞬間でもあるような…

急に19歳・18歳が若く感じてしまったり、
タバコもお酒も誰にも止められないと思うと、
嬉しいような・・・何か別の感情も混じっているような・・・

中学高校のような居心地の良さを
大学で無性に求めてみたりしてしまうような・・・

大人になる事は、ある種の抵抗を感じずにはくぐれない、
大人になる人には誰にも訪れる、人生の分岐点のこと・・・

誰かに守られ続けていた子供時代の扉を開く時、
私たちの本当の人生が始まるのではないでしょうか。。。

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